2020.12.17 [新・公民連携最前線] 「京都スマートシティエキスポ2020」セッションレポート
Report: 自分たちの地域にとっての「スマートシティ」を模索
4回目にして初のオンライン開催となった京都スマートシティエキスポ2020。その中のプログラム「全国自治体交流シンポジウム」より、国、都道府県、市町村における取り組みをいくつかレポートしました。
内閣府、総務省の2府省担当者からは、国が進めるスーパーシティおよび府省が連携して取り組むスマートシティの概要、総務省が導入支援するデータ連携基盤(都市OS)やローカル5Gに関する発言がありました。
- 国が推進するスーパーシティ/府省連携で取り組むスマートシティ
https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/report/121100255/
広域自治体(都道府県)の取り組みでは、徳島県におけるICTおよびローカル5Gの戦略、東京都におけるデジタル都政に向けた構造改革、長野県における2020年7月に策定された長野県DX戦略に触れています。
- 地域の特性を生かしたDXを推進:徳島県・東京都・長野県
https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/report/121100256/
基礎自治体では、大阪府四條畷市、群馬県前橋市、石川県加賀市、北海道更別村の取り組みを紹介しました。IoT/AI/ロボティクス/5GなどのICTを活用しながら、各地域が抱える課題克服に向け挑戦する姿勢がうかがえました。
- スマートシティへ:四條畷市・前橋市・加賀市・更別村の挑戦
https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/report/121100257/
それぞれの地域の目指す将来像は異なります。理由は各地域の風土や文化、柱となる産業、そして課題が同じではないからです。その地域にとっての「スマートシティ」は地域に暮らす住民の合意形成によって形作られていくように思いました。
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